深溝玉軸受、4点接触軸受、自動調心玉軸受、自動調心および円筒ころ軸受について、軸受すきまを自動設定できます(ISO 5753, 2009)(C2...C5)。
さらに、'データベースから' 、'運転すきまとして個別入力' 、'ユーザー入力' の設定があります。
•'データベースから' を選択した場合、軸受内部すきまの最小値と最大値は、軸受データベースから取得されます。データベースから選択されていない場合、エラーメッセージが表示されます。データベースからすきまを選択する必要はなく、他のすきまの選択も可能です。
•'運転すきまとしてユーザー入力' を選択した場合、ソフトウェアによるすきまの修正は行われません。はめあいや温度は考慮されません。考慮したいすきまがわかっている場合は、この設定をお勧めします。
•'ユーザー入力' を選択すると、取り付け前の軸受のすきまを入力することができます。温度やはめあいで生じる影響も追加で考慮されます。
•'範囲としてユーザー入力' を選択すると、-ボタンを使用して、取り付け前の軸受内部すきまを範囲として入力することができます。温度やはめあいの影響も追加で考慮されます。荷重分布は、範囲の最小値、中間値、最大値として設定されたすきまを使用して計算されます。ダイアログの-ボタンを押すと、最小すきま位置が「Pdmin」または「Pamin」のサイジングに、最大すきま位置が「Pdmax」または「Pamax」のサイジングに使用されます。
ラジアル アンギュラ玉軸受の場合、データベースで予圧を定義できます。その後、追加の選択肢として、「微予圧」、「軽予圧」、「中予圧」、「重予圧」が使用可能になります。これらのエントリは、データベースで予圧が定義されている場合にのみ表示されます。