シャフト計算 (Version 06/2024) は、境界条件で接続された複数のシャフトの変位、内力、固有振動数を計算します。以下の機能がサポートされています。
•複数の同軸シャフトの定義が可能
•平行シャフトの定義(シャフトシステムの拡張機能)
•任意方向のシャフトの定義が可能(アドバンスシャフトシステムの拡張機能)
•シャフト形状を円筒形および円錐形要素で設定可能
•内側と外側の形状を独立して設定可能
•せん断変形を考慮することがオプションとして可能
•非線形シャフトモデルをオプションとして可能
•シャフトの重量は任意に考慮することがオプションとして可能
•各シャフトには、点荷重または線荷重として、任意の数の荷重を定義することができます。荷重(質量なし)は、シャフト形状の外側にも定義できます。利用可能な荷重要素は以下の通りです。
o力とモーメントのそれぞれ3つの成分を持つ力要素
o極座標の3つの力成分を持つ偏心力要素
o歯車データとトルクを入力とするヘリカルギア要素
o歯車データとトルクを入力とするベベルギア/ハイポイ ドギア要素
o歯車データとトルクを入力とするウオームギア(Worm/Worm Gear)要素
oトルクのみを入力するカップリング要素
oトルクとプリテンションを入力するプーリ要素
o固有振動数のための重量と慣性を入力するための質量要素
o周波数応答のための不均衡と周期的な動的荷重
•システムに対して加速を設定し,慣性力として考慮することができます。
•シャフトと剛体ハウジングの間、または2つの同軸シャフトの間に、任意の数の境界拘束を定義することができます。
•ノードあたり3自由度または6自由度のハウジング剛性マトリックスを考慮することができます。
•2次元DXFまたは3次元STEPファイルとしてシャフト形状をインポート
•DIN 743による強度計算 (シャフト強度の拡張機能)
•円筒歯車ペアによる接続(シャフトシステムのための拡張機能)
•ベベルギアペアによる接続(アドバンスシャフトシステム用の拡張機能)
•ウオームギアによる接続(アドバンスシャフトシステムのための拡張機能)
•遊星歯車セット(アドバンスシャフトシステム用に拡張機能)
•プラネットシャフトにおける遠心力の考慮
•与えられた拘束を考慮したシャフト回転数の計算(シャフトシステムのための拡張機能)
•ギア計算のための複数のプログラムとのデータ交換(シャフトシステムのための拡張機能)
•非線形の転がり軸受剛性を考慮することができます。
•データベースから軸受を選択することができます。
•MESYS 転がり軸受計算は、シャフト計算に完全に統合されています。
•MESYS ボールネジ計算は、シャフト計算に完全に統合されています。
•MESYS 円筒歯車ペアは、 シャフト計算に完全に統合されています。
•荷重スペクトルを用いた計算
•ねじり、曲げ、アキシアルモードを考慮した固有振動数の計算(固有値解析のための拡張機能)。
•キャンベルダイアグラム(固有値解析のための拡張機能)
•周期的な力に対する調和応答(固有値解析のための拡張機能)
•指定された範囲での周波数応答(固有値解析のための拡張機能)
•熱膨張、オプションでシャフト上の温度を変化させた場合の熱膨張。
•パラメータバリエーション
•3次元FEAで考慮される3次元軸対称弾性パーツ(3次元弾性パーツのための拡張機能)
• パラメータ設定もしくはSTEPファイルとしてインポートされた3次元弾性プラネットキャリア(3次元弾性パーツのための拡張機能)
•ハウジングをSTEPファイルとしてインポートし、剛性マトリックスとして考慮、オプションでモーダル縮退を行う(3次元弾性パーツのための拡張機能)
•軌道輪の弾性変形の考慮(3次元弾性パーツとフルの軸受計算のための拡張機能)
•ギアボディの変形の考慮(3次元弾性パーツとシャフトシステムのための拡張機能)