ピッチ円径 Dpw は、接触角 α とローラーの軸の交点として定義されます。接触角の一般的な値は、45°~50°です。
内溝とローラーの半径は、ラジアル自動調心ころ軸受と同様に、fi と fr で定義されます。これらは次の、 ri = fi*(2*re) 、 rr=fr*(2*re).のように定義されます。デフォルト値は、 fi = 0.5、fr= 0.485 です。3つの半径ri , re , rr を fi , fr の後の-ボタンを使って入力すると、fi , fr とピッチ円径Dpwが計算されます。
ローラーの非対称性は、 ローラーの中心とローラーの最大径 Dwの位置とのオフセットδLによって、定義されます。サイジングボタンで計算することが可能である。 ローラーの中心に接点があるように、サイジングボタンでδLを計算することができます。
定格荷重は、接点のころの直径Dweを使用して計算されます。 ローラーの接触応力は、左から右ではなく、いつも内側のローラー端から外側のローラー端に示されています。