軸受の精度は、ISO 492 (P0...P2) に従って検討することができます。軸受の精度を設定した後、次の入力により、シャフトとハウジングのはめ合いを定義することができます。
精度クラスに加えて、いくつかの特別なインプットも利用可能です。
•'考慮しない' :'考慮しない' を選択した場合、はめ合いは運転すきまには考慮されず、この場合、温度のみがすきまに影響し、遠心力は考慮されません。
•'呼び寸法' :'呼び寸法' を選択した場合、軸受の公差はゼロとみなされます。そして、シャフトとハウジングの公差のみを入力することで、はめあいを設定することができます。
•'ユーザー入力' :このオプションでは、-ボタンを使用して、軸受内輪および外輪のカスタム公差を設定することができます。
•'はめあい設定' :'はめあい設定'を選択すると、公差を使用せずに直接シャフトと内輪の間、およびハウジングと外輪の間のはめあいを設定することができます。はめ合いの入力の後ろにある-ボタンを使用すると、与えられた運転はめ合いに必要なはめ合いを計算することができます。この計算では、回転数を上書きすることができます。
•'多層はめあいの設定' : このオプションは、内輪、外輪の両方に対して多層はめあいの設定をすることができます。-ボタンを使って、層を定義することができます。この場合、はめあいの直径と材料は、シャフト計算とカップリングされません。