有効な静的荷重容量の計算として、いくつかのオプションが用意されています。
オプション '標準の応力を用いて C0w, Cuwを計算' が設定されている場合、 C0w, Cuw標準応力を使用して計算'オプションが設定されている場合、有効な静的荷重容量C0wは、次のようになるラジアル荷重と定義されます。 pmax = 4200 MPa (ころ軸受の場合は4000MPa) となります。有効疲労限度も同様に定義されますが、この場合の応力は1500MPa となります。
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ころ軸受の場合、エッジ応力は高負荷時に発生し、通常の軸受カタログとは異なる結果になることがあります。そのため、有効な静的荷重容量C0wを計算するために、2つ目のオプションがあります。
このオプションが選択された場合、ローラー中央部の応力は、上記の許容応力と比較されます。そのため、エッジ応力は考慮されません。
玉軸受の場合、このオプションは結果に影響しませんが、ころ軸受の場合にのみ違いが生じます。
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オプションが設定されている場合、C0wは、 Fr = C0の荷重をかけた剛体軸受と同じ最大ローラー荷重をもたらすラジアル荷重として定義されます。 Cuwの計算においても、応力ではなくころ荷重の比較が行われます。
このオプションを選択すると、結果のC0wは、剛体軸受のC0と同じ意味になります。これは、静的荷重容量に個別入力を使用する場合に便利です。
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